リン酸鉄リチウムバッテリーを直列/並列で接続した場合、一般的に以下の状況が発生する可能があります。

 

  • 内部抵抗値の小さいバッテリーは、内部抵抗値の大きいバッテリーに放電するのです。通常、新しいバッテリーまたは容量の大きいバッテリーの内部抵抗値は比較的小さくにします。

 

  • 放電するときは、内部抵抗値の小さいバッテリーが先に放電し、一定時間後に2つのバッテリーが同時に放電することになります。

 

  • 違うブランド/メーカーのリン酸鉄リチウムバッテリーや異なる容量とか新旧のリン酸鉄リチウムバッテリーとかを混ぜて使うのダメです。バッテリーシステムを組み合わせて使う場合は性能が一致するバッテリーを選んでください。

ですから、バッテリーの性能がダメになったら、すべてのバッテリーを交換しなければならないのです。リン酸鉄リチウムバッテリーを直列で使用する場合は、同じ種類の電池を使用し、それにバッテリーの「+」と「-」電極にも注意しなければならないのです。

万が一バッテリーの電極が逆になると、バッテリー全体の電圧が上がるのではなく、全体電圧が下がることになります。

 

4、一般的なリン酸鉄リチウムバッテリーが直列/並列で使用するには、バッテリーのセルに内部数値のペア化が必要です。

セルペアの標准:リン酸鉄リチウムバッテリーセル電圧差≤10mV、リン酸鉄リチウムバッテリーのセル内部抵抗差≤5mΩ、リン酸鉄リチウムバッテリーセル容量差≤20mA。

 

5、バッテリーを直列で接続するのはバッテリーシステムの電圧を上げるため、バッテリーを並列で接続するのはバッテリーシステムの出力電流を上げるためです。

負荷要求に応じて直列/並列のためリン酸鉄リチウムバッテリーに加えて、負荷のバランスも考慮し、バッテリー放電の整合性を保つ必要があります。